ひょっとしたらモノの言い方ひとつで損をしているかもしれません。
例えば、企画書をもらう場合、いきなり「読んでおいてもらえますか?」とぶっきらぼうに言われるのと、
「いまお時間よろしいでしょうか? じつは来期のフェアに関して新企画を考えてみたのですが、
“ご一読”いただけますでしょうか?」と丁寧に言われるのでは、印象がかなり違うはずです。
このように、伝える内容もさることながら、実はその時の「印象」がその後の結果を大きく変えることがあります。
本書は、社内・社外でのコミュニケーション、接客、電話対応、会議、面接、近所付き合いなど、
仕事や日常の様々なシーンで役立つ、大人として必須の言葉を集めたフレーズ集です。
それらフレーズとともに、実例と解説もサクサクとテンポ良く登場しますので、
あっという間に好印象の言葉遣いが身につきます。
「お願い・要求」「感謝・労い・褒める」「叱る・注意・指摘」「断る・謝る」「意志伝達・共感」など、
あらゆる頻出シーンで活用できる厳選フレーズばかりです。
※本書は小社刊「モノの言い方サクッとノート」(2014年発行)の一部を加筆し、再編集したものです。