あらすじ他の男には見せたくない、今すぐ連れ帰って閉じ込めたい――。自分の瞳と同じ色のドレスを身にまとったシロに、つい独占欲が隠せなくなってしまうダリウス。 一方のシロは、初めて夜会に緊張しつつもダリウスのおかげで徐々に楽しみ始めていた。 「ダリウスじゃありませんこと?」 突然、見覚えのない女性がダリウスに話しかけてきた。マリエッタと名乗ったその女性に、シロはあれよあれよとバルコニーに連れ出され、ダリウスとはぐれてしまう。悪い人ではなさそう、と思ったのもつかの間。シロの知らないダリウスの話をなぜか延々と聞かされ続け……。 ……まさか私、マウント取られてる!? 『天才服飾師の過度な執着は全身にまとわりつく!』15話