三宅の父親の屋敷での残酷な一夜が明けて国見の家に帰っても私は心が死んでしまったようだ。一緒に戦うと言いながら自分の保身のために三宅の父親に私を売り、おぞましい道具で私をいたぶった鮫島。私を犯した三宅の父親。そして犯される私を冷笑して見ていた三宅も万理子も、みんな許せない。あいつらみんなと戦ってやる。だけど、独りでだって戦うと決心はしたものの私には何の力もない。鮫島にも裏切られて一体どう戦っていけば…そうだわ私、何でもすると決めたはず。自分に力がないなら、あの男の力を借りるしかない。そのためならどんな事だってする。どんな屈辱だって戦いに勝つ為なら。でも、どうしよう。戦う為なのに身体が熱くなる…!?