あらすじ神に問う――太陽光を浴びると身体が結晶化し、やがて死に至る奇病・キュヴィエ症候群が猛威を振るう近未来の地球。共感能力を持つ精神技術者の穂村一幾は、亡き恋人・蛍の双子の兄である水無瀬眞に〈EGG〉なる研究施設へ呼び寄せられた。そこで彼を待っていたのは、〈神〉と交信するという黒髪の少女セラだった。一幾はその能力を使ってセラと〈神〉との対話を分析するよう依頼されるが……すべての発端を描く第3巻。