あらすじ【大好評ローダン初期シリーズ電子書籍版、続々配信!/掲出の書影は底本のものです】暗黒の宇宙空間を一万年も飛びつづける巨大な植民船の中で、冬眠している十万人のアルコン人――アルコン帝国の実権を握ったアトランにとって、これこそまさに帝国復興の鍵であった。アトランの要請を受けたローダンは陣頭指揮をとり、グッキーをひきつれて旗艦《ドルスス》で出発した。ところが、植民船内部では冬眠装置が解除され、次々と蘇生がはじまっていた! やがて、船内では限られた食糧や酸素を奪いあって地獄のような修羅場が現出した。しかも針路には巨大な恒星が立ちふさがり、破滅の時を早める。果たして《ドルススは》、ローダンは間に合うのか?