あらすじ異時間平面へ侵入したまま遠征隊は脱出不可能となった。かれらの帰りを今や遅しと待ち受けるローダンも、その生還をほぼ絶望視しかけていた。と、電子物理学者からの報告。遠征隊を送りこみ、二つの異平面の移動を可能にしたLFG装置の欠陥が明らかになったのだ。すぐさまあらたなジェネレーターの製造が急がれ、しかも今度は船ごと移行できるように改良された。二つの次元の接触面をなす光の窓から、ついにローダンみずから未知の次元へ乗りこんでゆく。遠征隊の救出は成るか? いぜん謎に包まれている、姿なき敵“ドルーフ”の本当の正体はあばかれるか?