日本人に圧倒的に足りてない「英語力」とは一体何なのだろうか。「英語なんて一生話せるようにならない」と感じている日本人は多い。日本には、豊富で質の良い英語教材が溢れているにも関わらず、なぜそう感じてしまうのだろうか。まず大前提として、英語を話すようになるためには、「座学→体験→失敗→パワーアップ」というサイクルが欠かせない。どんなに「座学」をしっかりやっていても、「体験」の数が少ないと、「失敗」することもできず、いっこうにパワーアップはすることはできない。「体験」、つまりはアウトプットの機会を作り、鍛え続けることこそが英語を話すうえでは最重要であり、そのアウトプットの練習法や外国人と英語で上手くコミュニケーションを取る技術やマインドセットを紹介するのが本書である。著者はツイッターフォロワー9万人を超し(2023年2月時点)、英語や海外生活での知見にまつわるツイートで大人気の江口幹太。「生まれ育ちが日本の普通の日本人」から独学で勉強・留学し、どのように英語を話せるようになったのか、そのプロセスを追いながら「海外で活躍する英語バイリンガルになるための方法」を伝授する。・日常会話なら“まずは中学英語”をマスターする。そうすればだれでも土壌に立てる・一人でも、日本にいても、できるアウトプットの練習法は沢山ある・対面での会話でどのようなメンタルにし、どのようにコミュニケーションを取るのか・そして、実際にどのようなフレーズを覚えておけば現地で役に立つのか英語を勉強中の人も、これから勉強したいと考えている人も、まずはこの本を読んでほしい。このあとの勉強のやり方が驚くほど変わり、英語が話せる日が来るのもそう遠くはないはずだ。