あらすじ江戸時代の豊かさは、村にこそ在り。本を行商して歩く私が見たものは、本を愛し、知識を欲し、人生を謳歌する人々だった。柴田錬三郎賞&中央公論文芸賞受賞の著者、最新刊!本屋の私が行商に出向いたのは、孫ほどの娘を後添えに迎えた名主宅。披露した画譜が無くなり、彼女が盗んだとしか思えないのだが…。目次本売る日々鬼に喰われた女(ひと)初めての開板