「店は客のためにあり、店員の働きやすさを最大限重視する」
――日本で初めて顧客第一主義と従業員を大切にする経営観を紹介した倉本長治は、日本の商業の土台を築いた。
「欠品は社会にとっても良くない」
「消費者に対し、公平で公正な社会活動を行うこと」
「そもそも商売は何のためにあるのか」
など、現代日本のビジネスにも通じる、普遍的かつ具体的な思考法を学べる珠玉の一冊。
(※本書は2012/6/30に発売し、2021/1/1に電子化をいたしました)
倉本 初夫(くらもと・はつお)(1923年5月29日-2013年12月15日)
(株)商業界二代目主幹。1944年東京大学文学部卒業。一貫して真商人道の普及と商業の社会的地位の向上を提唱。商業界および商業界ゼミナールの創始者・倉本長治の後を継いで、商業界ゼミナールをはじめ各種の講演と執筆に従事。二世経営者の育成グループであるスパークル主催。主な著書に『倉本長治 昭和の石田梅岩と言われた男』『商人という生き方 愛のある商いと明日への精神』『日々のことば 決断のためのヒント』『商売十訓 21世紀を目ざす「商人の心」』。