「話」に対する聞く側の印象や理解は、「話の内容」そのもの以上に、
その人の「話し方」に大きく影響されます。
聞く側は「話」に耳を傾けながら、同時に、話す人の声の調子や大きさ、
その時の身振り・手ぶり、顔の表情など、話し手の「話し方」すべてを「情報」として受取ります。
話す人は自分が言いたいことが相手にちゃんと伝わり、理解される。
相手に好印象を与えられる。相手のやる気を引き出す。
動かす。なぐさめる。励ます。感じがいいと思われる。
など、話し手の意図が十分に相手に伝わるように話すことが大切です。
そのために、本書では、言いたいことが十分に相手に伝わる効果的な「話し方」を、
いろいろなシチュエーションで具体的に紹介します。
「話し方」のいい例・悪い例もわかりやすく解説します。
言いたいことが誤解なく相手に伝わる。
ここ一番説得したいことが説得できる。
望んでいた以上に相手が動いてくれる。
話上手になる。人のいい輪が広がる、など、
「いい話し方」は人生を変えることもできます。
●期待感を伝えて、やる気を引き出す
●「私メッセージ」で相手の心を動かす
●「困る」「ダメだ」という話し方には人は反発する
●悪いなぐさめ方は相手を突き落とす
●横並びになって話すと親しくなる
●視線で「あなたの話を聞いている」ことを示す (他)
◎本書は新講社より出版された『感じのいい話し方 悪い話し方』を改題し、再編集した新版です。
◎本書は2019/1/25に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました