英語教育の現場で今も問題視されていることが2つある。
1つは、多くの人が日本語においても十分な量の質・発話ができていない中、さらに英語を学ばざるを得ない状況になっていること。
2つ目は、レベルの高い英語表現を求める教材と、ビジネスの現場で意図を伝えるために使う英語には、それほど明確な相対関係がないこと。
そもそもコミュニケーションを成立させるためには、同じ価値観や生活環を共有しているという前提が存在していなければいけません。
その共有前提が存在していない外国人と話すときには、ある程度ロジックを意識して意図を伝えようとする努力がお互いに必要です。
英語に対して苦手意識を持っている人も多いと思いますが、決して難しく考える必要はありません。
どのように英語を話せばお互いに気持ちよくコミュニケーションがとれるのか。
日常会話、メールからプレゼンテーションまで、すべてが1冊で身につきます。
この本を通じて、英語表現の上級者になりましょう。
(※本書は2013/9/20に発売し、2021/5/15に電子化をいたしました)