なぜリクルートのスーモカウンター事業は急成長できたのか
「徹底的にパクって、進化させる」
この頭文字をとって造られた「TTPS(ティーティーピーエス)」は、
本書の著者の一人である中尾隆一郎がリクルートで
スーモカウンターの責任者をしていた時期に、
仲間と一緒に試行錯誤しながら事業を成長させていく際に
考えついた言葉であり、実践していた方法論です。
当時のスーモカウンターは、6年間で
売上30倍、店舗数12倍、従業員数5倍という成果を残しました。
この急成長は、中尾が責任者の役割を離れた後の6年間で
さらに3倍以上の売上成長を実現したことからも分かるとおり、
特定の個人やチームに依存するノウハウではなく、組織に定着できる方法論です。
特定のデキる個人やチームが成果を出して、
組織を大きくする事例はいくらでもあります。
スーモカウンターが優れていたのは、
全国にあるスーモカウンターの従業員や店舗から、
高い業績をあげている個人やチーム(ハイパフォーマー)のノウハウや
最高にうまくいった成功事例(ベストプラクティス)を共有して、
それを組織全体で、全従業員がTTPしていったところにあります。
その結果、スーモカウンターは凄まじいスピードで成長することができました。
本書では、TTPSの全体像や実行のポイント、事例、応用の仕方などについてまとめています。
このTTPSという方法を学ぶことを通じて、自律自転する人や組織をつくることができます。
さあ、はじめましょう!
購入者特典:TTPSシート・G-POPシート+著者特別対談PDF(ダウンロード)