元フジテレビキャスターにして、ペンシルバニア大学ウォートンMBA、
米国の投資運用会社で働いた著者が見た、市場を動かすプレーヤーたちの実像とは?
投資機関で働く金融プロフェッショナルの多くは、他人の資産を運用するために雇われた「マネーの代理人」に過ぎず、勤勉に働き、懸命に自分の家族を支えようとする生活者なのだ。
そもそも「投資家」とは誰だろう。
また投資家が動かすマネーはどこから来ているのだろう。
我々の誰もが組み込まれているマネーの仕組みの機能不全を防ぎ、
社会にとって健全なものとして維持するにはどうしたらよいのか。
「外資」投資業界で働く人々の生の姿も追いながら、読者の方々と一緒に考えていきたい。
(プロローグより)
・「マネーの代理人」としての投資運用業
・グローバルファンドから見た日本株
・投資マネーと社会の望ましい関係とは ほか