※本書は2013年2月に発売された『メディアトレーニングのプロが教える 誤解されない話し方、炎上しない答え方』を図解版として再編集したものです。
なぜ、あなたの話は言いたいことが誤解されて伝わってしまうのか?
誤解が生まれる最大の原因は「話し方の構造」にあった!
「メディアトレーニング」という言葉をご存じですか?
ひとことで言うと、「マスコミ対応のための話し方訓練」です。
日本では、危機管理広報記者会見(ひらたく言えば、謝罪会見)の演習として、多くの企業がこのトレーニングを行っています。
筆者は、これまで18年間に3500名あまりの企業・団体の経営者や管理職、広報担当者、政府高官、政財界のトップの方々に、メディアトレーニング、プレゼンテーショントレーニング、ビジネス会話トレーニングなどを行ってきました。
「メディアトレーニング」とは、ひとことで言うと、「マスコミ対応のための話し方訓練」です。
日本ではとくに謝罪会見の演習として、多くの企業がこのトレーニングを導入しています。
メディアトレーニングでいちばん大事なのは、誤解されない話し方を身につける訓練、すなわち、「逆ピラミッド」の話し方の訓練なのです。
「逆ピラミッド」はとりわけ、人前で話をする場面の多いビジネスパーソンの方々に役立つ話法です。そのノウハウは、就活の面接試験を控えた学生の皆さんにも、きっと得るところがあるはずです。
そして、自分の言うことがなぜ明瞭に伝わらないのか、なぜ誤解されるのかと悩んでおられる多くの方々にご一読いただきたいと願っています。