「日本を今一度 洗濯いたし申し候」という有名な一節をはじめ、龍馬自身が残した言葉を集めた。
龍馬が姉・乙女ほか家族、桂小五郎、陸奥宗光ほか同志にあてた手紙や、妻・お龍、岩崎弥太郎、勝海舟らの回想録から、龍馬の肉声がよみがえる。
世の中の人は何とも言わば言え
我なすことは我のみぞ知る(和歌)
いつ死んでもよいという気にならねばならぬ(部下への言葉)
これより天下の事を知るには、会計もっとも大事なり(知人への言葉)
「維新史の奇蹟」と呼ばれる男、龍馬は、土佐の低い身分の侍の家に生まれながら、日本を変えるという大きな目標に向けて突き進み、多くの人々を結びつけて、ついに大政奉還を実現させた。
本書は、龍馬の言葉から、その人間としての魅力や世界観、変革の発想法を浮かび上がらせる一冊だ。
明治維新に次ぐ変革の時、今こそ龍馬に学べ!!