あらすじアンデルセンが持っていたのと同じ魔法の杖を、わたしたちみんなが持っています。 使えばたちまち、はるか遠くへ、まっしぐらに走っていくことができ、どこまでも高く昇っていくことができるようになるのです。魔法の杖が心につけてくれるのは空想の翼を思い切りはばたいて、たのしい、幸せ、と感じているうちに、優れた童話が必ず生まれてきます。優れた童話を書くコツは、努力と呪文と魔法の杖だと答えようと、このごろのわたしは思うようになりました。 立原えりか (※本書は2019/2/1に株式会社 愛育社より発売された書籍を電子化したものです)