本書は、中国にある日系中小企業工場の経営を託された日本人経営責任者として、これから中国で活躍しようと中国及び中国語を学ぼうとしている方をターゲットにしたものです。
また同時に中国及び中国語を既に勉強中の方々にもぜひ活用していただきたいと思っています。
(中略)
大企業では、大企業であるがゆえのストレスが重荷になりますが、 本社及び各部門の責任者が基本的に守ってくれるはずです。
一方 町工場で進出した経営者は、ある程度わがままを通す事ができます。
ところが、中堅中小企業で経営を任された現地社長(総経理)や 責任者は、責任と苦労がその肩にずっしりとかかっているわけです。
そんな中で中国語を勉強している、またしようとしている方々にぜひ 読んで頂きたい一冊です。
(はじめに、より)
生きた中国語、現場で通用する経営などについて、ポイントを押さえたわかりやすい専門書。
17年間の海外駐在のうち、10年間、中国において工場経営に携わってきた著者ならではの、かゆいところに手が届く中国&中国語本です。
(※本書は2012/11/8に発売された書籍を電子化したものです)