あらすじ “超常現象(オカルト)”を欠片も信じない、現実主義者(リアリスト)の折橋奏。 彼女には、占い師の姉の代役という裏の顔がある。ずば抜けた推理力で、人知を超えた奇妙な依頼を解決するのだ。 だがある日、「占い師オリハシは詐欺師だ」という記事が途轍もない勢いで拡散される。 筆者は「カンジョウ」と名乗る謎の人物。 一体誰が、なぜオリハシを陥れようとしているのか。 その魔の手は、確実に奏に向って伸びていた。