あらすじ記憶がなくても、この胸の痛みは初めてだとわかるの 13世紀初頭のスコットランド。氏族長のギルは、森で倒れている少女を助け領地につれ帰った。記憶を失い、レイチェルという名前しかわからない。そんな彼女をよそ者と罵る人間もいる中、気丈に振る舞うレイチェルに次第に心惹かれてゆくギル。一方、レイチェルはギルが過去の火事で右半身に火傷を負い、剣を持つのもままならないことを知る。自身が治療師だったことを思い出しはじめた彼女はギルの腕と心の傷を癒やしたいと願うが、一族の中では思わぬ悪意が渦巻き…。