“いつか夫が思い出してくれますように”
花嫁の祈りは届くのか? 怒涛のフィナーレ!
重大な秘密を抱えたまま、ビリーはアレクセイと結婚した。
結婚初夜、花嫁が無垢ではないと気づいたアレクセイは、激怒してビリーを責め立て、追いつめられた彼女は、ようやくすべてを語り始めた──純潔を捧げた夜のこと、妊娠し、息子が生まれたこと。そして何より、アレクセイが記憶を失ったために真実を伝えることもできず、どれほど惨めでつらかったかを。だが何も思い出せない彼は嘘だと断じると、怒りにまかせて部屋から飛び出していった。
これで終わり? もう二度と、あの愛の記憶は戻らないの?
傷心のビリーは家を出て、息子のもとへ向かった。
数週間後、アレクセイが突然、ビリー母子の前に現れて……。
■リン・グレアムの希少な長編ロマンス『永遠を誓うギリシア』。本作は、前編~ボスのプロポーズ~に続く後編です。ヒーローが愛の記憶を取り戻し、ヒロインが笑顔になる日は来るのでしょうか?怒涛の結末をお見逃しなく!
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。