30年以上続く上藤政樹のライフワーク「精霊特捜フェアリィセイバー」の第13巻!
1000年以上の長きにわたり、その能力を駆使して間を祓う事を生業としてきた倭守一族。
この一族の女性は強力な霊能力を持つ巫女であり、彼女たちは妖魔と人目につかぬ日常の裏で戦い続けていた。
この物語は長年続く戦いを描いた、倭守一族の女たちの戦記である……。
霊能力者・倭守夕子の元に訪れた凶報……。
今までに情報提供をしてくれ、夕子に恋焦がれている妖怪研究家の貞丘八彦――通称、Dr.貞奴の死体が見つかったというのだ!
貞奴の死体が発見された場所は、夕子が通っていた学校裏の林の中だった。
夕子は死因を確認しようと貞奴の遺体を無理やりゾンビとして意識を取り戻させ情報を聞きだすのだが、貞奴を殺した犯人を覚えておらず、詳細は不明だった。
しかし、貞奴の死体に魔力の残滓を感じ取ったマジカル・ポリスのみいなの言葉から、夕子はかつて起きた事件……学生時代の夕子が狙われたゾンビ事件、その首謀者であった黒魔術師・ヨゼフを思い出した。
果たして…ゾンビ事件の真相とは!?
より強大な敵、妖魔たちが襲い掛かってくる!
凌辱されながらも人々を守るために戦い続けていく夕子たち倭守一族の運命は!?
今回はどんな恥辱が待っているのか!!!