あらすじ浮上した聖都でヴァシュマールに黒き血の注入が開始され、洗脳された「千の守護者」はダマスタ軍殱滅のためにオズノ山麓に向かっている。ダム・ダーラの「聖都計画」は着実に進み、世界の均衡は大きく崩れようとしていた。ラマスの僧正ルミアと高僧ハラハを中心に、「黒」の侵攻を阻止すべく必死の努力は続くが、果たして、フェンは蘇るのか。―加筆修正の上ノベライズ合本でおくる「聖刻1092」シリーズ完全版、聖都編完結巻。