戦慄の怪談・奇譚が108話日本全国から採話した高密度・実話怪談シリーズ第4弾怪談作家・川奈まり子が恐るべき数の取材で得た、短くも濃厚濃密な怪異を綴る人気シリーズ第四弾。・砂浜で全身濡れそぼった女と現れた男友達、その後…「ぬれをなご」・高熱にうなされる娘が蠢いている。掛け布団を捲ると…「白蛇を解く」・幼い息子が突然、しっかりした口調で話し始めた内容は…「神のうち」・職場を辞めた天涯孤独な男性が現れたのは…「最期の居場所」・幼い頃の初恋。その切なくも奇妙な末路「夢枕の恋」・新居で起こる怪異の数々「ドアに刺さっていた」・前作『実話奇譚 邪眼』収録の「鯉」の驚愕の後日談「鯉 魚腹に葬らる」など怒涛の108編+1話!