あらすじ一族の期待を背負って後宮入りしたものの、異母兄である皇帝から冷遇されている貴謳に見初められ、強引に連れ去られた挙句、純潔を奪われ、既成事実を作られてしまう凛明。そのまま貴謳の宮殿に留め置かれるものの、彼は凛明の気持ちを慮って距離を取り、姿を見せようとしない。家人や臣下の態度からしても、本当に凛明を欲するがゆえの行動だったのは伝わってくる。もともと好感を抱いていただけに、凛明も彼を憎み切れない。彼を信じて歩み寄ろうとしたところ、今度は貴謳を厭う皇帝により、彼への嫌がらせのため、無理矢理後宮へ戻らされるが…?