※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。戦時下、空襲警報の鳴るウクライナ写真家・児玉浩宜が3度にわたり撮影した「それでもつづく日常」と「忘れたくない感情」の記録── シャッターを切るたびに襲われる、恐怖に近い感情。それは、これまで自分自身が持ってきた、稚拙な思想や観念が丸裸にされるような感覚だ。それらがあまりにも無防備で、簡単に曝け出され、引きずり出されてしまう、そんな恐怖に囚われる。それでも、その感覚を少しでも残したいとも思う。(「まえがき」より) チェルノフツィ、イバノ=フランコフスク、リビウ、キーウ、イルピン、プチャ、ポロディアンカ、ハリコフ、オデーサ、フラコヴェ、イジューム、バラクリヤ、ドニプロ…… [撮影期間 2022年3月、5月、9月] 「どんな状況でも素直に楽しむんだ。俺たちのノーマルを続けるんだよ」(オデーサのDJパーティで会ったパブロの言葉)