※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ 発声の上達法から練習の工夫、発表会のポイントまで。★ 「朗読」の理解が深まり、 読んで表現する楽しさがもっと広がります!★ テクニックや伝え方が詰まった実演音声を 2種類の音源で聴きながら学べます。◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆近年、朗読が静かなブームになっています。朗読の面白さや奥深さにはまってしまう人が続出し、朗読教室はどこも盛況のようです。「朗読って、ただ声を出して読むだけじゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんね。でも、それは音読で、朗読とは似て非なるものです。音読は自分1人で完結できますが、朗読は聴き手がいなければ成り立ちません。朗読の根底に流れているのは、作品への深い愛情と作者への敬意、聴き手に喜んでもらいたいというおもてなしの心です。1冊の本と伝えたいという思いさえあれば、年齢を問わず、どなたでも気軽に取り組めます。そして、読み込むほどに、朗読の楽しさに気づくはずです。朗読には、こう読むべき、これが正解というものはありません。自由に読んでいいのですが、声の出し方や表現のしかたなど、基本を押さえることは大切です。そこで、本書には、もっと上手に、もっと楽しく読むためのノウハウを、ぎっしり詰め込みました。基本的な練習方法から朗読力の高め方、朗読会に向けての準備、本番で力を出し切るコツ、YouTubeやCDを聴いて実際に朗読にトライするまで、50の焦点に絞って解説しました。これらをきちんと実践すれば、初心者の方でも舞台に立てる朗読力を身に付けられるはずです。ただし、いちばん大切なことは自分自身が楽しむこと。読み手が楽しんでいないのに、聴き手を楽しませることはできません。本書によって、みなさまの朗読ライフがより実り多きものになれば、こんなにうれしいことはありません。◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆☆ 第1章基本的な練習のポイントを知りましょう* 腹式呼吸法をマスターしよう!* 自分のいちばん通る声をみつけよう!* 自分のいちばん楽な声で読んでみよう!* ロングトーンを身につけよう!・・・など☆ 第2章楽しく練習して、朗読力がアップするポイントを知りましょう* 数人で読み合い、作品の世界を共有してみよう!* 朗読劇のように配役を決め、 登場人物になりきってみよう!* 聴き手の年齢、時間帯、 場所によって題材を選ぼう!* 聴き手の年齢、時間帯、場所によって 表現を変えよう!・・・など☆ 第3章朗読本番前の準備のポイントを知りましょう* 服装の準備* モチベーションをキープする* クライマックスを作っておく* 録画で、自分の癖を直す・・・など☆ 第4章朗読力を高め、練習成果を出し切るポイントを知りましょう* 専門の先生に習う* 朗読劇の場合、演出にも気を配る* ドラマや舞台公演を観る、人の話をよく聞く* 臨場感を高める小道具の使い方・・・など☆ 第5章さまざまな文章にトライしてみましょう!* 手紙形式の作品を朗読する* 会話が多い作品を朗読する* 会話が無い作品を朗読する* 有名な作品の冒頭を朗読する・・・など※本書は2018 年発行の『CD付き プロが教える朗読 心に届く語りのコツ50』を元に、コード読み取による音源再生方法の追加と書名の変更を行い、新たに発行したものです。