あらすじ石室内部が赤、緑、黄、黒などの文様で、あざやかに彩られる装飾古墳。4世紀半ばから7世紀にかけて現れた「古代のアート」は多くの謎を秘めている。カラー図版を多数使って、その謎に世界的視座から迫る。・九州と関東周辺に集中し、近畿に少ないのはなぜなのか?・装飾古墳が九州に多いのは、中国に近いからなのか?・筑紫磐井の乱の敗北が装飾古墳を生んだという通説は本当か?・なぜ埋葬施設に人に見せるための装飾をするのか?・海外にも装飾された埋葬施設は存在するのか?