あらすじ目を瞬(しばたた)かせて見るものの、気の所為にしておきたかった彼の肌色の割合がマックス一〇から減ることなど一ミリもなかった。それどころか……大事なトコロを隠すことなく堂々とわたしの視界へとさらしている。……もしかして松本くんは、変態さんなのかしら?「もしかして」も何もないのかもしれないのだけれども。思いがけないところから、裸コートと共に訪れたトキメキに……わたしは翻弄されていく。