あらすじ父が母親代わりとして家庭用アンドロイドのスノウを買って来たのは、颯太が6歳のとき。人間に仕えることで心を学んで対応していくスノウが、颯太の目にはアンドロイドではない繊細な別の“何か”として映っていた。スノウと暮らす日々の中で彼が大きな存在となっていく。颯太がそれを恋だと自覚したのは、スノウと父の関係を知って瞬時に沸いた憎悪に近い嫉妬からだった――妖艶なアンドロイドと純粋な青年の哀しくも甘やかな恋物語・前編。※性描写薄めです