あらすじ「最後の曲です」これで本当に最後にしようと思っていた。本当の本当に最後にしようと。やまだひなは歌を止めた。憧れの場所であるガード下で、自ら望んで始めたけれど歌い続けることはできなかった。そしてまた……。日々生まれる小さくてもだいじなことを、歌を止めたひなは考える。