あらすじミルクホールで働く椿は、名前も知らない文士に恋心を抱いていた。そんな彼に恋文をもらい、浮かれて帰ろうとしたある日、神隠しにあうと噂される橋から、何者かに連れさらわれてしまう。気が付けば、鬼の隠れ里と呼ばれる場所に連れさらわれた椿は、里の当主の南天と夫婦の契りを結べと迫られて……。夢と現の先にあるのは、ただの絶望か、それとも愛か──