あらすじ一度に両親を亡くした聖と樹は、恩があるという男性に引き取られるが、下心あっての好意であることが一年後、発覚する。聖は弟を護る為に、身体を売ってお金を得る男娼の道を選ぶが、その護りにも限界が近づいていた。愛する弟を護る為に、とある男に樹を託す。諸外国との国交が行われ、船旅も庶民に普及し始めた頃の日本で起きた放火事件で運命を変えられた兄弟のミステリ。