あらすじ止まっていた俺の時間がやっとで動き出した。だけど、とても緩慢に。ふと現実を見やって、過去の失意から這い上がって未来(さき)へ進まなければならないと思い立つのに……◇1 いずれ思い出は遠い彼方(かなた)へと眼差しの先にあったのは、いつだって俺ではない。そしてあの瞳はもう戻らない。曇った双眸にさえ、俺を簡単には映してくれない。◇2 残像他◇3 プリムラ……運命を開く◇4 酒乱◇5 コタツの攻防BLショートストーリー集