あらすじ原口 省吾は三十歳になるのに、まったく生きがいの見えない日々を送っていた。だがそんな中、妹の里穂から突然、「兄貴の童貞が売れた」ということを伝えられる。驚きつつも、どんな美人が買ってくれたのかと期待に胸を膨らませる原口だったが、そんな中部屋に上がり込んできたのは、一回りも年齢が下の幼馴染の留美であり……。(注)本作品は、幻創文庫で発表していた作品を加筆訂正し、新たに電子書籍として出版したものです。