あらすじ「誓う愛はひとつ。ずっと一緒だ。志穂」高校教師の加峯芳宏は、小学校教師であった最愛の妻(志穂)を突然亡くす。弟に「残念な真面目」と言われつつ、仕事と子育てを両立させる日々を送る芳宏は、保育園に赴任した男性保育士、一人娘の結愛が「たあたんママ」呼ぶ、新しい担任の阿川と出会う。その阿川は、かつて志穂が救った教え子でもあった。母を亡くした幼い結愛のために、献身的に芳宏をサポートする阿川。次第に精一杯の毎日の大きな存在となり――その矢先、芳宏は倒れる。