あらすじ激務のブラック企業に勤めていた田島は、転移した異世界で出会った歌姫を目指す少女ファルマーネの夢を応援する充実した日々を送っていた。しかし、急拡大する歌姫ブームの弊害により、国が認定した歌姫だけがライブを行えるという法律が制定されてしまった。 国認定の歌姫になるためにはコンテストで勝ち抜く必要があるが、ネクロマンサーや魅惑的な踊り子の歌姫たちがファルマーネの前に立ちふさがり、更にはモンスターまで現れて彼女を襲う――。 「わたしの夢は、ここで終わりかもしれませんね」 自信喪失するファルマーネに田島はどう向きあうのか!? 異世界で奮闘するひとりの男のプロデュース物語、疾風怒涛の完結巻!