あらすじ魔法が自然と生活に馴染む国、ティヨールに生を受けたシュロール。 膨大な量の聖属性魔力を発揮できず「聖女のなりそこない」とまで呼ばれた彼女だが、伯母の辺境伯エンジュやハルディンを始めとする得難い人々との出会いを経て、徐々にその魔力を使いこなしていく。 そして招かれた王都の夜会の場でシュロールは婚約破棄を告げられたかつての婚約者・王太子オルトリーブと相対していた。 輝きを失った瞳、変わってしまった雰囲気に底知れぬ恐ろしさを覚えたシュロール。 そして嫌な予感は的中し……? 電子書籍版では限定番外編を書き下ろし! 『公爵令嬢シュロールは聖属性魔力がありあまる』 堂々の完結巻です。