間違って飲んだ媚薬のせいで、好きな人に毎晩迫られていますが、全然うれしくありません！（３）

「さっきのは媚薬なの！早く洗い流さなきゃ！」 錬金術師を目指すリシェルは、誤って「強力な媚薬」を幼馴染のシオンにかけてしまった!! 必死で洗い流すも、時すでに遅く――いつもは美形でクールなシオンが、すでに熱っぽい眼差しで苦しんでいた。 ――媚薬の効果は7日間。 シオンの苦しむ姿を見たくないだけではなく、シオンに想いを寄せていたリシェルは「責任を取らなきゃ」と、自分の身を差し出すことにした。 初めての経験に戸惑いながらも、甘く抱かれる毎日に、リシェルは幸せを感じていた。 しかし「付き合ってもいないのに抱かれる」毎日が、次第に辛くなってくる……。 『間違って飲んだ媚薬のせいで、好きな人に毎晩迫られていますが、全然うれしくありません！(3)』には、第三章【師匠の試練】「最後の週末　─リシェル─」～「電子書籍書き下ろし　私らしい誕生日プレゼント　─シオン─」までを収録。