あらすじ死んだはずの”わたし”は、異世界にいた。 自殺未遂した貴族の奥様の中にはいってしまったらしい。 旦那様が愛しているのはあくまで美しい妻。 彼が求めているのは『わたし』ではない、と分かっていたはずなのに、優しく蕩かされて、彼を愛してしまった。 さらに旦那様は「君と心から愛し合いたい、激しく求められたい」と、媚薬で甘く責めてきて――――。 本当のことは言えないながらも、深くお互いを愛している、そんなふたりの話。 『宮廷魔術師は妻を溺愛する 【分冊版】1』には ◆わたしの愛 を収録。