『一目見た時から私の心は貴方に奪われていた。どうか私の妻になって欲しい。私の愛しい人』
「不義の子」と父親に娘としてすら認められず、使用人以上に酷使され満足に食事も与えられなかったシェリルは愛情に飢えていた。
そんな彼女に届いた一通の手紙から始まった、セノーデル辺境伯様との生活。
離縁の日を間近に迎えた時、擦れ違い続けた二人はようやく結ばれ、シェリルは幸せを掴むことができた。愛する人が傍にいる幸せをかみしめ、彼のために一針ずつ思いを込めて夜着を仕立てるシェリル。
そんなある日、思いもよらぬ来客が!
そこにいたのはシェリルの心を引き裂く、女神のような悪魔だった――。
「小説家になろう」で人気の作家・ヤマトミライが贈る純愛ラブストーリー
結婚式を挙げてから5年後の二人の日常を描いた『未来へ』も収録。
いよいよ最終話!『間違いで求婚された女は一年後離縁される』第4話、堂々完結!