『一目見た時から私の心は貴方に奪われていた。どうか私の妻になって欲しい。私の愛しい人』
「不義の子」と父親に娘としてすら認められず、使用人以上に酷使され満足に食事も与えられなかったシェリルは愛情に飢えていた。
そんな彼女に届いた一通の手紙から始まった、セノーデル辺境伯様との生活。
少しずつお互いの距離が縮まってきた二人。ある日、セノーデル辺境伯がシェリルを夜会へと誘う。
「少しでも彼のお役に立ちたい」と、長旅を共にしたシェリルだったが、体調を崩してしまい、夜会中に少し休むことに。
その時、彼女に差しのべられた手は……。
「小説家になろう」で人気の作家・ヤマトミライが贈る純愛ラブストーリー
セノーデル辺境伯が、体調を崩したシェリルのもとを離れず看病をする『グレイグの想い』も収録。
物語は終盤!『間違いで求婚された女は一年後離縁される』第3話、登場!