あらすじ【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】 末摘花国の第一皇子・槐は雌蕊に生まれたせいで後宮に追いやられた。 雄蕊の愛妾たちに囲まれ発情期の身体は癒されても心は虚しい。 そんな時、金髪に青い目の異国の男・ウィロウと出逢う。 突然、彼に抱きしめられた槐は逆らえないほどの欲情に身体を濡らしよがり泣いた。 彼こそが槐の運命の番だった。その日から後宮にウィロウが加わり、満たされるまま乱れる槐。 けれど、政略結婚の道具として嫁がされる日は近づいていて──。