水・食事・排便・運動など高齢者の自立性回復を目的とした、自立支援介護の実践のために知っておきたい介護生理学の入門書です。いま社会と介護職の双方から、食事の手伝いやおむつ替えなど誰でもできる単純な介護ではなく、食事や排便を自分でできるように支援する、より質の高い自立支援介護が求められています。そうした質の高い、自立支援介護を実践するには生理学の知識が不可欠ですが、適当な入門書が見あたらないのが現状です。本書は、自立支援介護とはなにか、水分のケア、食事のケア、排泄ケア、歩行のケア、認知症ケアなどを生理学的観点からわかりやすく解説しました。介護の力でADLを回復させましょう!