あらすじ理学療法において、対象者の状態や問題点を明らかにするための検査・測定と、その評価方法についてわかりやすく解説した入門書です。理学療法の臨床では、直感や憶測に頼るのではなく、関連知識や臨床技術を駆使して、対象者の問題を推論しながら検査・測定し、評価した上でマネジメントを決定するため、データは正確でなければなりません。本書は、検査・測定、評価で正しい情報を収集するためのノウハウをわかりやすく図解で解説します。住環境や家族関係などの収集すべき情報の種類から、医療面接の進め方、血圧・心拍数測定、関節可動域測定、反射・反応検査、ADL検査、意識障害尺度などの各種検査・測定の方法、さらに評価の統合・解釈までわかります。