【あらすじ】α(獣人)、β(人間)、Ω(人間、半獣人)が存在する世界。斉藤シンは半獣人。半獣人は世界に数万人ほどしかおらず、その多くが何らかの特異体質。貴重なのでオークションで莫大な値がつく。β向けの風俗で働いていた斉藤シンは、Ωとして幸せになるために身売りをする。半獣人のオークションで売られるのを待つ斉藤シンは、獣人か人間の精液を飲まないと身体が弱って死んでしまう特異体質のためオークション商品(半獣人)を管理しているβと毎日日替わりでセックスしている。ところがオークションではまだ男を知らない貴重な半獣人のΩと偽って売りに出され、富豪の獣人に買われる。最初はペットとして優しく扱われ初めてのことに戸惑う主人公だったが、特異体質のことがばれてしまい…。【キャラクター】攻め:一条ガイ(いちじょう がい)獣人。富豪のα。 受け:斉藤シン(さいとう しん)半獣人のΩ。耳と尻尾が性感帯。αかβの精液を飲み続けないと身体が徐々に弱って死んでしまう特異体質。気が弱く可愛らしい見た目をしているが、生き延びるために男を誘う術を身に着けており妖艶な一面がある。イラスト:黒沢治美