高校生、菱川迷悟は、双子の少女、新山一縷と朽縷と同居していた。
美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、三人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。
その自殺に関して一縷は、突き落としたやつが見えたという。
正義感の強い、いや、正義感が強過ぎる迷悟は、事件を傍観することができなかった。
――学校のアイドル、グッズ販売、そして交際を賭けた決闘……。
愛憎が交錯する事件の果てにあるものは!? 第3回GA文庫大賞≪奨励賞≫受賞の問題作が登場!
「幸せになる覚悟はある? 人を殺しておいてなお、幸せになりたいと思えるかってこと」
「双子と幼なじみの四人殺し」シリーズ全4巻が合本版で登場! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください