「やっぱりあたしも――須々木さんと、お付き合いしたいのかもしれません」
前回までのあらすじ。
またしても呪いにかかり、金のガチョウよろしく綾瀬から手が離れなくなってしまった俺です。
仕方なしに密着状態で過ごすことになるのだが、ここに来て綾瀬がなんか言い始めたよ?
おいおいお前、俺とは「友達ですらない」とか言ってたのに段階すっ飛ばすなって!
なんとか切り抜けたその一件のあとも、綾瀬はこれまでとちがう感じで、俺に対しての
好意がマジっぽくなってる。挙句の果てには「向こうに、ホテルとってありますけど」などと
言いだしてるけど……ちょっおまっ、なにナチュラルに俺を口説こうとしてんのさ!?
――そこに現れ、綾瀬を制止する人物がひとり。
いったいどこのどなたかと思えば……なに? 綾瀬の母親!?
しかも過保護っぷりを発揮して俺と綾瀬を引き離そうっての?!
ああもうまたしてもめんどくせぇぇぇ!
問題だらけのこじらせ青春ラブコメディ第2弾!
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