あらすじウルベスでの独断専行が家臣達の反感を買い、しばらく国内で大人しくすることにしたウェイン。 その矢先、大陸西部のデルーニオ王国より式典への招待が届き、妹のフラーニャを派遣することに。 しかしそこでフラーニャを待ち受けていたのは、数多の思惑が絡み合う国家間のパワーゲーム。 一方で国内に残ったウェインの下に、大陸東部にて皇子達の内乱が再燃という報せが届く。 「どうやら、東西で両面作戦になりそうだな」 グリュエール王の失脚。皇子達の陰謀。東レベティア教の進出。野心と野望が渦巻く大陸全土を舞台に、 北方の竜の兄妹がその器量を発揮する、弱小国家運営譚第十弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください