かつてその世界で魔法と最強を極め、【賢者】とまで称されながらも『魔法戦闘に最適な紋章』を求めて未来へと転生したマティアス。
幸運にも最強の紋章を手に入れられたが、転生先の未来では魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、優れた魔法理論さえ退化させられていた。
そこに魔族の陰謀を感じ取った彼は、最悪の魔族を葬ると、一度は敵となった古代文明時代の王グレヴィルと疎通し、無詠唱魔法の普及に尽くすべく彼を王立第二学園の教師に据える。
加えて、グレヴィルより新たな脅威「壊星」について聞いたマティアスは、過去の自分ガイアスを蘇生させることでそれを宇宙に還すことに成功するが、その際に発見された資料は別の「混沌の魔族」の存在を示唆していた。
「混沌の魔族」に立ち向かう武器「人食らう刃」を上級魔族から奪還した彼は、それを龍脈に接続すると、ついに『破壊の魔族』ザドキルギアスと激突する――!!
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超人気異世界「紋章」ファンタジー、第11弾!!
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