「我らが討つべきは三種の神器。彼らは世界を原初の時代に戻すつもりなのです!」 暴漢に襲われた弾を助けたのは、一人の少女だった。彼女は自身を「神器」だと名乗り、弾はその「主」なのだという。 「世界の崩潰を止められるのは──歴史から消された第四の神器である、我らだけ!!」 少女の緋色の瞳が燐と輝き、弾を射貫いた――。彼らの野望を妨げる“第四神器”を滅っさんと、次々と送り込まれる刺客達。歴史の渦が動くとき、少女と少年は出会いを果たし、そして戦いの運命へと導かれるのだった!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください